奇跡の犬カーン

2007年、オーストラリアのケアンズ。保健所から新たな家族に引き取られたドーベルマンのカーン。

新しい家族に恩返しをするカーンの感動的なお話。

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カーンの奇妙な行動

カーンを引き取った新しい飼い主。その家族には1歳と5ヵ月の「シャーロットちゃん」と言う可愛い娘がいました。

シャーロットちゃんが家の庭で遊んでいると、近くにいたカーンは奇妙な行動を始めました。

シャーロットちゃんの母、キャサリンさんはこの時の出来事についてこう語っています。「この出来事を目撃していなかったら、私だって絶対にこの話を信じないわ。」

一生懸命にカーンは鼻でシャーロットちゃんを押しています。鼻で押し続けるカーン。動かないシャーロットちゃん。

しばらくすると、カーンはシャーロットちゃんのおむつを咥え、自身の後ろに回り込ませる様に投げました。

人形の様に1m程カーンの後ろへ投げられ移動したシャーロットちゃん。

その瞬間!何かが茂みから飛び出し、カーンは突き刺されたかのように泣き叫びました。

世界で3番目に獰猛な毒蛇

飛び出して来たのは世界で3番目に獰猛と言われる、毒を持った茶色の蛇でした。

カーンはその蛇の存在に気付いていたのです。蛇は身を潜め、娘のシャーロットちゃんに狙いを定めていた所、シャーロットちゃんを守ろうとカーンが安全な場所へ移動させたのでした。

キャサリンはこの時初めてカーンの不可解な行動を理解しました。

カーンはすぐに救急車で病院に運ばれ、解毒剤を投与されました。

カーンはとても苦しそうでしたが、幸運なことに一晩経つと完全に回復しました。

1週間前には捨てられ、誰からも必要とされていなかった犬が、”奇跡の犬カーン”として家族の一員になりました。
彼は自分の命を顧みず、シャーロットちゃんの命を救ったのです。

via:Dog Heirs