シャイな子猫のお話

動物病院で働く看護師に保護された猫のサバンナ兄妹。

看護師が飼い主を募集すると兄妹たちは次々に引き取り手が見つかりましたが…。

シャイなサバンナ

なかなか引き取り手が現れないサバンナ。兄妹はみんな飼い主が決まり、それぞれの飼い主の家へと旅立って行くのに…。

とある日、1人の男性がサバンナに会いに看護師の元を訪ねて来ました。

どうやらこの男性、サバンナの写真を見た瞬間どうしてもサバンナに会いたく我慢出来ない程サバンナをとても気に入り、はるばる訪ねてきた様です。

しかし、この男性に初めて会った時サバンナは震えていました。

彼はサバンナを抱きかかえましたが、顔を彼の腕の中に埋めてほとんど顔を見せません。

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30分ほどでしょうか。彼に抱かれ震えていたサバンナは、だんだん心地よく幸せを感じ始め、彼が帰る頃には彼に顔を近づけ「ココに戻ってくるよね?」と確かめる様な素振りまで見せるようになっていました。

サバンナの新しい生活

男性はサバンナに会った数日後、看護師のもとへ再度訪れ、サバンナを引き取りたいと言いました。

ついにサバンナにも飼い主が見つかりました。

男性の家に来た初日、サバンナは知らない場所に連れて来られたからか、ビクビク怖がっている様子。

新しい環境に順応できるよう、男性はサバンナの為に静かな部屋を用意しました。

サバンナの事が可愛くて仕方ない男性は、サバンナを常に見ていたいと思っていました。でも、それがサバンナを怖がらせたり、威圧的に感じ取られるようでは良くないと思い、webカメラを仕掛け、別の部屋で観察をする事にしたのです。

それから少し経つと、サバンナは恐怖心よりも好奇心が勝ってきたようで、男性はサバンナに様々な事を経験させる事にしました。

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そうすると、サバンナは高いところが苦手な事がわかりました。例えばソファーの上です。

男性はサバンナと一緒に床に座りました。

サバンナが安らぎと自信を見つけたのはこの時でした。

サバンナは膝の上に寝転がり、男性を見上げながら、まるでこう言っている様でした。

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「あなたは私の人生において唯一愛した人間だよ」

毛むくじゃらの甘えん坊

床に座ったあの日から、サバンナはシャイの殻を自ら破りました。

ずっと男性の傍を離れず、それだけで満足することもなく常に彼の注意を惹きたがります。

パソコンを使おうとすると、男性とパソコンの間に来て注意を惹きます。

サバンナは「アナタがやることは私もやる!」と主張している様です。

今となっては彼がパソコンデスクに座るとサバンナは必ず彼の膝の上に座り、男性の行動全て見つめています。

毛むくじゃらの甘えん坊に誰がNO!と言えるのでしょうか。

男性の帰りが少しでも遅い時には、遅くなった穴埋めに何時間もべったりと甘えます。

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この頃になると、以前のサバンナが嘘の様に、とても人懐っこく何時でもハグを求めるようになりました。

兄妹たちと看護師の元にいた時は、誰よりもシャイで臆病なサバンナでしたが、サバンナに必要だったモノは男性がサバンナにしてあげたように

甘えるチャンスを与える事だけだったのかも知れません。

サバンナの人生は180度変わりました。

臆病な小さな子猫ではなく、愛情深い、甘えん坊でべったり好きの毛むくじゃらです。

via:Love Meow